日記

久しぶりの海…国後島
2021.05.19

今日は標津町(しべつちょう)まで歩く。中標津町から14㎞。浦河町(うらかわちょう)を出発してから1日の移動距離が一番短い。宿泊地が限られるため、致し方ない。

チェックアウトギリギリまで、宿でのんびり朝を過ごし出発。ほどよい日差しの中を西風に押されて歩くと、途中の展望地から目指す羅臼岳が見えていた。明日には羅臼町に入る。

3時間ほどで標津町中心部に到着。早速、目の前に穏やかな海が広がった。
コンビニで買った弁当を広げ、食べながら対岸の島に視線は釘付けだ。
「あれが国後島(くなしりとう)かぁ…」
初めてみる景色に、想像よりも近く感じる対岸の島が、今は異国であることが不思議だった。

町内はコロナの影響もあり、静まり返っていた。チェックインの時間に合わせて宿へと入り、ツーリングマップルを見ながら、羅臼岳の登山口まで、残り50キロほどとなった道のりを確かめた。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです