日記

襟裳の春は~♪
2021.05.06

風衝地(ふうしょうち)のような広大な放牧地が広がる襟裳岬までの道のり。その様は阿蘇くじゅう高原を彷彿とさせた。
風の襟裳岬。この日も冷たい西風が風速13m/s吹いた。しかし、地元の方するとそよ風とのこと。
また、襟裳岬は独特な地形から発生する強風と海の寒流の影響により、年間100日以上濃霧が発生するという。今日はそれを感じさせない快晴だった。

襟裳岬に立つのは記憶にはないので、人生初めての経験。
風の館にて、海岸から1キロ離れた岩礁におよそ1000頭が定住しているゼニガタアザラシをスコープで遠望した。また、風速25m/sも体感した。

大陸プレートの動きにより隆起してできた日高山脈。その末端が襟裳岬になることを知り、ここに立ち寄ることができて良かったと感じた。
これで日高山脈を西から東へと越えたことでもあった。

この日の宿泊地は、岬から北へ9キロほど進んだ、百人浜オートキャンプ場。とてもキレイな芝と、静かな場所で、近くには日帰り温泉もある。
暖かさもあったため、バンガローではなく、久しぶりにテントで一夜を過ごした。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです