日記

募る不安を振り切る
2020.06.29

週末は自粛生活を始めてから、先行きの不安により、これまでで最も心身が落ち込んだ。このままでは、再スタートの日を迎えても、晴れやかな気持ちで歩き出すことができないと、自分自身に危機感を覚え、午後から走る距離や時間を決めずに一心不乱に走り出した。
見上げる梅雨空が重たく、今の自分自身にぴったりの色だったが、走り出して1時間もすると、少しずつ雲は軽くなり、青空ものぞかせた。それと同じくして、体から大量の汗が吹き出し、ドロドロした汗から、さらっとした汗になった。徐々に体も軽くなり、足取りも軽くなる。あまり考えこまず、好きな音楽を聴きながら、ただひたすら続く道を走った。

16キロ走り、国道7号線に合流。防風松林の上に頭を出す風力発電が珍しく止まっている。西の空から、ようやく太陽が顔を出していた。
今日は久しぶりに日本海に沈む夕日を見られるかもしれない、いい写真を撮れるかもしれないと国道から海岸へとステップを切った。

日没が近づくにつれ、さらに梅雨空は晴れ、まぶしい西日が全身を包んだ。風もなく波は穏やか、そして、さざ波だけが聞こえてくる。
海岸線に打ち上げられた大きな流木の上に乗り、太陽に向かって何度も跳んだ。
全身で不安を振り切るイメージで。

※酒田市内に滞在中の「この日記に書かれている場所はこの辺りです」は「酒田市役所」とさせていただきます。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです

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