日記

ただいま~
2019.11.29

山形県一の豪雪といわれる小国町にも、ようやく冬がきた。牡丹雪が朝から降り続き、街路樹や車の屋根をあっという間に白くさせた。
新潟県と山形県米沢市をつなぐ、交通量の多い幹線道路を歩く。谷間を見上げれば、山は雪のグラデーションとなっていた。

行き交うトラックに気を付けながら、いくつものトンネルを抜けた。
新潟県村上市から山形県へと入ってから、2週間ぶりに再び新潟県へと戻ってきた。新潟県側は雪はほとんど降ってはおらず、次第に冷たい雨となった。
初冬の新潟県は、太陽は厚い雲に遮られてしまい、毎日日本海から吹き付ける冷たい風と雨が続くと聞く。
昨日よりも一段と気温が下がったことで、宿へ着く頃には、体はかなり強ばっていた。たった20キロのロードだったが、疲労度は40キロ以上歩いたときと同等だった。

明日は、荒天の予報が続くため、縦走をあきらめた飯豊連峰の杁差岳へと1泊2日で登る。
のんびりしたいところだったが、明朝の出発が早いため、明日の準備を早々に終えて、早めに就寝した。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです