日記

初冬の月山初登頂
2019.11.18

今年も大幅なスケジュールの遅れから、月山を登るのは来年2月以降にしようと考えていた。
しかし、飯豊(いいで)連峰や朝日連峰からの雪の便りが、二王子岳(にのうじだけ)を登り終えたあとに届いたことで、スケジュールを再度変更した。新潟県の山を後にし、摩耶山(まやさん)を登り、月山まで一気に北上することを決めた。
とはいえ、簡単に登れるわけではない。この時期に初めて登る月山ということで、昨日は荒天の中を途中まで下見登山をした。
その甲斐あり、今日は落ち着いて、宿を出発することができた。

見上げる月山は青空の下にようやく真っ白な顔を見せてくれた。風は無風、空も明るく、雪の状態は昨日とは変わっていない。午後から天気は崩れていくが、午前中だけ安定していれば、充分に登頂し下山できると、下見したことから、自信を持って予測ができていた。

スタスタと2時間足らずで、下見した牛首下に到着。まだ、風もなく、振り返ると朝日連峰も朝日を受けて、静かな風が流れているように見えた。
牛首までは、昨日よりも雪がしまっていたこともあり、ほとんど足が埋まることなく、スムーズに登った。そこからは雪質が変わり、サラサラとした乾燥した雪に、少しだけ足が埋まるようになったが、徐々に登りやすくなった。

最後の登りでは、太陽の光で凍った斜面が輝いていて、アイゼンを使うか考えたが、慎重に足場を選んで登りきった。
山頂部は南寄りだが、冷たく強い風が吹いている。石碑や標識、山小屋やロープには立派な海老の尻尾がついており、山頂部は初冬ではなく、すでに厳冬期が来ていることを伝えていた。

そのまま、月山神社本宮へと進む。5年前はお祓いをいただいてからの参拝だったが、今回はすでに閉山しているため、雪に包まれた本宮の前に立ち、手を合わせ、5年ぶりのご挨拶と無事に登頂させていただけたことへの感謝をお伝えした。

予定よりも早くついたので、山頂にてゆっくりしたいところだったが、風が強く体感温度が低かったため、すぐに下山を開始した。
雪の上をいく下山は、やっぱり速い。あっという間に牛首へ、そして牛首下へと駆け降りた。

標高を下げると風は落ち着き、気温が高くなったところで、岩に腰を下ろして、月山や朝日連峰を眺めながら一息入れた。
気が早いが、気持ちはすでに朝日連峰縦走へと向かっている。
昼過ぎに宿へと戻ると、分厚い雲が広がり、間もなくして雨が降り出した。
この時期に月山にこんなにもスムーズに登れ、運に恵まれたと感じた。

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