日記

1200年の古道を歩いて
2019.11.16

摩耶山(まやさん)を登った翌日から、冬型の気圧配置による今年一番の寒気が流れ込み、標高の低い山にも雪が積もった。
一夜明けて、雪は大分溶けているが、雲に包まれたままの月山はほとんど溶けていないと思われた。

田麦俣(たむぎまた)から先の国道は歩行者は通行禁止となるため、月山の麓、志津へは1200年という途方もない歴史を刻む古道「六十里越街道(ろくじゅうりごえかいどう)」を辿っていくことにした。

出羽三山は今年すでに閉山しているため、古道を歩く人の姿も足跡もないが、西風に背中を押されながら、雪が残る古道を気持ち良く歩いた。
途中、真新しい熊の足跡を見つけ、冬眠のために山へと帰っていったのだろうと思った。
足跡から体長は180センチほどと推測される。ツキノワグマとしてはかなり大きい、出くわしたら腰を抜かしてしまいそうだ。

その後、一度古道を離れ、湯殿山神社へと立ち寄り、奥宮までは上らずに、大きな鳥居で手を合わせて、再び古道へと戻った。
今日一番高い、峠を越えて午後2時過ぎに、5年ぶりとなる志津へと到着した。翌日は予報通り晴れてくれるだろうか…五色沼越しの月山は今も雲に包まれたまま。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです

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