日記

7ヶ月ぶりの日本海
2019.10.31

ケンカ凧が有名ときく見附市(みつけし)より、日本一長い信濃川を渡り、長岡市のトキ飼育施設を見学した。年中白い羽根だと思っていたら、実は1年のうちで、だいたい10月~12月の間しか白くないことを知った。今が一番白く美しいトキ色が見られるという。
警戒心が高く、一度ジッとしたら1日中全く動かないこともあるらしいが、今日は珍しく動き回っていたためか、翼を広げる瞬間もあり、初めて淡いピンク色のトキ色も見ることができた。

初めましてのトキにときめき♪地元の方からの薦めで立ち寄り、わずか30分ほどの滞在だったが、とても興味深く、いい見学となった。
そこからさらに30分ほど走ると、目の前には懐かしい7か月ぶりの日本海へと帰ってきた。7ヶ月前に日本海を離れたのも新潟県だった。あれからすでに7ヶ月が経過していたことにも驚いた。海岸線を3キロほど歩き、寺泊(てらどまり)へと到着した。

10月最終日は風も穏やかで、海峡横断には申し分ないコンディションだったが、自然のタイミングに旅を合わせるのはそう簡単ではない。当初の予定では、11月1日に気持ちよく出発出来そうだったが、数日前に冬型の気圧配置となることがわかったため、明日は海が時化てしまう。出発は2日となりそうだ。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです