日記

越後四山登頂
2019.10.28

銀山平へと下山してきた翌日から、台風の接近により、雨天が3日続いた。さすがに3日間も停滞となるのは予定外ではあった。だが、荒沢岳までハードな毎日だったこともあり、、いい休養にはなった。越後の山もあと一つとなり、見上げる紅葉で染まる山よりも、気持ちはすでに、佐渡島へと先走ってしまっている。そんな自分に「目の前の一座に集中」と気持ちをしっかりと切り替えさせた。

4日間お世話になった民宿樹湖里(きこり)の御夫妻に温かく見送っていただき、空は昨日までの天気が嘘のように、晴れ渡った。
佐渡島へのチャンスが確実に少なくなる中でも、一座を登るタイミングをじっくりと待てている自分はまだいるようだ。

道行山(みちゆきやま)経由で、5年ぶり紅葉の越後駒ヶ岳へと登る。今年の紅葉はそれほど良くないと聞くが、それでも「綺麗だなぁー」と口からこぼれる場面はこれまでたくさんあった。
一番良く使われる枝折峠(しおりとうげ)からの登山道と合流すると、平日ではあったが、たくさんの登山者と行き交わした。
なだらかな登りが続き、越後駒ヶ岳が少しずつ近づいてくる。百草ノ池(もぐさのいけ)を過ぎると、急坂になり標高をぐんぐん上げていく。すでに冬支度を終えた駒の小屋まで来れば、山頂はもうすぐそこだ。

プラスチックの桶の溜まり水が凍っていた。今冬の初氷となった。山頂へと一気に駆け上がると、先日登った中ノ岳からの主稜線に合流した。振り返ると、荒沢岳が見えて、縦走路を右にたどると中ノ岳、八海山と見えた。越後駒ヶ岳を含め、地元では越後三山と呼んでいるが、僕のなかでは荒沢岳を含め、越後四山もしくは越後四天王という感じがする。山頂も賑わっていた。少し遠くの空が霞んでいたため佐渡島は辛うじてうっすらと見えた。
ゆっくりしたかったが、にぎやかな山頂から離れて、越後の山を見ながら、一人コーヒーを手に、山をただボーと眺めたかった。頭を駆け巡るのは、佐渡島のことばかりだった。

30分ほどの休憩後、スッと立ち上がり、登ってきた道を引き返した。小倉山から、駒の湯登山口へと下山した。
下山後、すでに気持ちは越後の山々から離れて、遠く佐渡島へと向かっていた。予定よりも佐渡島への海峡横断が遅れていたが、タイミングはきっとある。山のように待てばいいじゃないかと、前向きに一歩ずつ佐渡島へと近づいた。

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