日記

あれれれ?
2019.09.25

天気予報はバッチリ。今日から尾瀬周辺の山を登る。そして、1月以来の福島県の山。5年ぶりに会津駒ヶ岳へと、七沢山荘から懐かしい檜枝岐村への国道を走った。
今回はブナの天然林が美しいというキリンテ登山口から、大津岐峠(おおつまたとうげ)へと登り、縦走して山頂を目指す。

噂通り登り始めて直ぐにブナ林が広がった。このところ、針葉樹が多い山をいくつも登ってきただけに、ブナの大木の下を登るのは久しぶりのことだった。
朝日が差し込むと、ブナは白く輝き、美白が際立つ。森の女王といわれる理由が分かる。
さらに、ブナ林といえばキノコの宝庫、国立公園内のため採取は出来ないが、見るだけでもワクワクするほど、至るところから頭を出していた。

標高が上がるとともにブナ林から灌木帯に、そして色づく峠へと出た。
しかし、山頂へ続く稜線は、北側からの強く冷たい風の影響で、どんどん湧き続ける雲に包まれてしまっていた。
まぁ~山頂につく頃には晴れるだろうと、望みを捨てずに池塘や草紅葉が点在する稜線を歩いた。

駒の小屋に到着すると、滝沢登山口から登ってくる登山者で賑わっていた。
小屋で少しだけ休憩と予定していたが、山小屋での気温が8度だったため、体が冷えないように、直ぐに山頂へ向かった。

山小屋からは15分程で山頂となった。変わらずの山頂で写真を撮ったあとは、中門岳へと向かった。5年前に登った時「会津駒ヶ岳の良さは中門岳への景色にある」と教えてもらったため、今回はその景色に出会いたいと考えていた。
まだ、雲が晴れてないが先へと進んだ。
時々雲が薄くなる度に、眼下には広大な草紅葉が広がり、これが晴れていたらどんなに素晴らしい景色が見れるのか!と高揚した。

木道の途中で晴れる瞬間を待った。すると思いが通じたのか一時晴れてくれた。その一瞬でも、中門岳へと足を延ばして良かったと実感した。
そのあとは、中門岳山頂を回り、再び山小屋へと戻るまで雲が晴れることはなかったが、下山を開始すると、ギリギリではあったが会津駒ヶ岳に青空が広がった。
最後は気持ちも晴れ晴れして、檜枝岐村へと下山することができた。
明日は帝釈山だ。

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