日記

尾瀬へ
2019.09.24

早めに備えた今回の台風は穏やかに過ぎ去り、少し拍子抜けとなった。
4日間お世話になった、日光澤温泉の方々と看板犬のサンボ君に見送られて、鬼怒沼(きぬぬま)へ続く、登山道へと進んだ。
途中、モミノキの皮が荒く剥ぎ取られ、真新しい熊の爪痕と獣の臭いに背筋がゾクッとした。

初めて歩く鬼怒沼の湿原は、日光国立公園と尾瀬国立公園の境界にあり、朝霧と差し込む朝日で、とても神秘的な世界となっていた。すでに草紅葉が始まり、オレンジ色へと変わっていく草原のコントラストが美しかった。一番の驚きは季節外れのチングルマ、1輪だけ健気に咲く姿がいとおしかった。

鬼怒沼を通過したあとは、尾瀬沼へと続く針葉樹林帯を歩き続ける。台風の影響によるものか、たくさんの倒木があり、何度も潜ったり、跨いだりしながら、尾瀬沼へと歩いた。
午前中は予報よりも好天となり、いい気持ちで尾瀬沼へとたどり着くことができたが、長蔵小屋でランチをいただいていると、空から雨が降りだした。
予報通りではあったが、沼山へと抜ける大江湿原を歩くまでは、なんとかもってほしいかったが、小雨の中を歩くことになった。

大江湿原は秋の花が咲き、その姿が秋の雰囲気を引き立てていた。
沼山峠まで駆け登り、沼田街道を七入山荘(なないりさんそう)へと下った。
尾瀬へと入ったが、尾瀬周辺の山々を登り、再び尾瀬へと戻ってくる予定だ。

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 この日記に書かれている場所はこの辺りです