日記

毛無山
2019.08.20

4年ぶりの毛無山(けなしやま)へ登る朝、最新の天気予報をチェックし、意気揚々と宿を出発した。
今回こそは、きっと山頂から富士山を望めるとイメージして、本栖湖畔を歩いた。夜遅くまで降り続いた雨の影響で、雨は降ってないが湿度は高い。天気予報通りに雲が晴れてくれるのか、空を見上げると半信半疑になってしまうような感じだった。
まずは、急登続きの雨ヶ岳(あまがだけ)へと登る。登り初めても雲が晴れる気配はない。時折、空が明るくなるときもあったが…。どちらかといえば、稜線に上がってからは、視界は見えなくなる一方だった。

すぐそこに、太陽が、青空が、富士山があるような感じなのだが…。
結局、一度も晴れることはなく、山の天気予報は見事に外れた。
4年前は土砂降りの雨の中での登頂だったが、今回は雨はなく、濃霧のみ。まぁ前回よりは進歩していたと、気持ちの落とし所を見つけ、静岡県側へ下山した。
富士山は翌日にお預け、翌日に備えて、早めに就寝した。

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