日記

待ちに待った1日
2019.07.24

177座目の熊伏山(くまぶしやま)を登ってから、一ヶ月以上が経過。25日間の川根本町での停滞から、ようやく高塚山(たかつかやま)へと向かえる日が来た。
まだ梅雨明け宣言はないが、週間天気予報に晴れマークがズラリと並んだことで、高塚山と黒法師岳(くろぼうしがたけ)の深南部へと縦走できると判断した。気持ち的には少し天気との我慢比べに負けてしまった感はあった。
あとは天気予報通りに1日が過ぎてくれ、見切り発車だったと後悔しないことを願うまでだ。

3週間前に引き返してきた大札山(おおふだやま)へ。ヒルは健在、ちょっと季節が進んでいる感じがあった。
予報よりも雲が厚く、3週間前とさほど状況は変わらないが、標高が上がれば、少しずつ回復すると信じて進んだ。

この日の宿泊地、山犬段(やまいぬのだん)の休憩舎に予定通りの時間に到着。天候によっては1日目の予定をここまでとすることもできたが、青空が出てきたため、必要の無い荷物を少し休憩舎に残し、蕎麦粒山(そばつぶやま)へと登った。

ブナやダケカンバなどの大木が溢れた原生林が続き、登山道の両脇にはシロヤシオの木が続いていた。5月に来ていたら、きっとスゴい森が広がっていたのだろうと容易に想像ができるほどだ。そして、三ツ合山(みつあわせやま)からは、背丈の低いササ原が続き、徐々に深南部の奥へと入っていく感じがあった。明日も三ツ合山までは同じ道を歩いてくる。
高塚山は三ツ合から分岐し、比較的緩やかなアップダウンを繰り返した先にあった。山犬段から2時間ほどで、高塚山山頂に到着。高塚山は三百名山の一つだが、深南部縦走の一番の楽しみは「深南部らしい世界」が広がるという、黒法師岳までの縦走路だ。翌日を楽しみにして、山犬段の休憩舎へと来た道を引き返した。

1日目はやはり梅雨明けとはいえないスッキリしない時間が長かったが、比較的予報通りに1日が終わってくれたことに一先ずほっとした。
そして、なによりも山に登るのことができ、やっぱり山はいいと思える自分がいたことだ。

初日の疲労感が予想よりも強く、体が熱を持ってしまい、なかなか寝付けなかったり、不安な夢をたくさん見てしまったが、明日はコースタイム17時間を超えるロングコース、夜明け前の3時に出発するので、早めに就寝した。

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