日記

誕生日も登っています
2019.06.05

今年もアルプスへと入る日が来た。南アルプス甲斐駒ヶ岳が最初の山となる。
甲斐駒ヶ岳へは日本三大急登で知られる黒戸尾根を登る。登山口からの標高差は2200メートルにもなる。
今回の南アルプスの予定は甲斐駒ヶ岳と鋸岳(のこぎりだけ)、アサヨ峰(みね)、仙丈ヶ岳を登り、中央アルプスを縦走するために、一度南アルプスを離れる。
今年のアルプスは果たして入山から、全ての山を登り終えるまでに何日かかるだろう。ワクワクとドキドキが入り交じりながら、見上げる黒戸尾根を目指した。南アルプス初日が36歳の誕生日を迎えたことも、いいスタートとなりそうだ。

登山口にて、今晩お世話になる七丈小屋(しちじょうこや)のオーナー花谷さんと再会し、お互いの近況報告やこの先の南アルプスの情報などを共有した。花谷さんに見送られて出発。小屋まではコースタイムで約7時間、約10キロ、標高差は1600メートルほどだ。明日の鋸岳縦走時に、無人の六合目小屋で宿泊する可能性もあったため、バックパックは一回り大きくなり、50リットルで、15キロを超えた。

登り始めて1時間ほどは、梅雨入り間近のため蒸し暑く、今年一番の汗をかいた。標高が上がるにつれて気温も下がり、黒戸山前後の鎖場とはしごは緊張感があったが、刃渡りから先は比較的リラックスして登ることができた。

午後2時過ぎに出発から5時間ほどで、七丈小屋に到着。今日水源からの水が開通したばかりという、キンキンに冷えた水を浴びて、火照った体を冷やして、1日目を無事に終えた。
夕食は、誕生日ということで、小屋のスタッフさんたちから祝っていただき、特別にケーキまで作っていただけた。
今年の誕生日は甲斐駒ヶ岳七丈小屋で36歳最初の夜を迎える思い出深い一時となった。
南アルプス北部の雄であり、最初に登る登山道が日本アルプス、いや日本を代表する急登からスタートできて本当に良かったと、床につきながら噛み締めた。

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