日記

諏訪大社
2019.05.28

諏訪といえば諏訪大社。上諏方に二社、下諏訪に二社あり、諏訪湖を挟むように向かい合って建てられていると聞く。
予定では諏訪湖から朝早く出発して、霧ヶ峰へと登ることにしていたのだが、今日は雨天のため、代わりに下諏訪の諏訪大社、春宮と秋宮へ参拝してから、八島湿原の近くに建つ山荘まで歩くことにした。

下諏訪からは車道で13キロほどで山荘のため、諏訪大社を雨の中だが少しだけゆっくり参拝、7年に1回、寅と申の年に行われる式年祭「御柱祭」の御柱もじっくりと見て回った。御柱は諏訪大社から10キロほど離れた霧ヶ峰の中腹から切り出される樹齢100年以上の樅(もみ)の木だとあった。次登る霧ヶ峰と御柱に深い繋がりがあったことに驚いた。

参拝後に雨足が強まる中を八島湿原に向けて歩くと、偶然にも山から運ばれる御柱が急斜面を滑り落ちる「木落の坂」の前を通過した。そして、回り込んで坂の上からの見下ろすと結構な斜度があった。これまでテレビで見たことがある程度だったが、実際の場所に立ち寄れて嬉しかった。

さらに道を登っていくと、御柱道に行き当たり、今歩いている道が、まさに御柱を山から運び出してくる道だった。
途中途中に御柱と関わりのあるものがあり、次の御柱祭に切り出される予定の「仮見立て」された樅の木にも出会うことができた。
今日は、雨の中だったが、諏訪大社と霧ヶ峰が深い繋がりを知ることができたのは良かった。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです