日記

ちょっと変わったお店
2019.05.15

下仁田での休養明けは、ちょっと蒸し暑さを感じる朝を迎えて出発をした。今日は明日登る予定の荒船山に近づくために、再び長野県へと戻る。
長野県へと向かう大型トラックが国道を登っていく脇を歩く。

昼時に、「ちょっと変わったお店…」の看板と「こんにゃくおでん200円食べ放題」に惹かれて、暖簾をくぐった。
入ると誰もいない、時が止まったような空間だった。「すいませ~ん」と声をかけたが返事がない。仕方なく出ようかと、厨房に目を向けると、人影があった。近づいて「おでん食べられますか?」と聞いてみた。
すると、やさしい声で女将さんが、「はい♪直ぐ出来ますよ」と言った。

自分の勘違いだったらと思い、「こんにゃくおでんは200円食べ放題は本当ですか?」と確認で聞いてみた。女将さんは「そうです。一本だと100円です。」と言い、勘違いではないようだ。
鍋に大量の串に刺さったこんにゃくがあるが、どれも大きくて、安すぎるのではと思った。なぜ安いかを聞くと、自家製だからだった。ちなみに、下仁田のこんにゃくは昭和村のこんにゃく芋を使っているらしく、昔からこんにゃく芋をこんにゃくにする加工場がたくさんあったという。
そのため、下仁田はこんにゃくが特産となっている。女将さんが「こんな山奥でも一つや二つ、特産があると外からたくさんの人が来てくれるから、助かりますよ~」と言った言葉が印象的だった。
余談だが、タレントの井森美幸さんも昔アルバイトをしていたそうだ。

こんにゃくおでんの食べ放題の本数は…2本。あっという間にお腹がふくれてしまった。人によっては10本も食べるそうだ。
しかし、こんにゃくはお腹がふくれるが、カロリーは低いため、結局途中で違う店にてうどんを食べた。

世界遺産に登録されている荒船風穴を見学してから、ジャージー牛の牧場を通過して、佐久市へと入った。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです