日記

山梨県へ
2018.11.22

冬の雨が降る朝、昨日見えていた山々は分厚い雲に包まれている。今日は一気に山梨県へと入る。一ヶ月前、かすかに見えた富士山も存在感たっぷりに見える事だろう。

江戸時代に整備が進んだ江戸と松本を結ぶ甲州街道を歩く、当時の面影を残す石碑が街道のあちこちに見ることができた。
国道から一本内に入った旧街道を歩くと、現代の騒音から解放されて、ホッとする。釜無川を渡り、山梨県北杜市へと入ると、目の前には次に登る茅ヶ岳(かやがたけ)が見えてきた。
麓は雨だが、見上げる南アルプスや八ヶ岳は雪になっているだろう。

午後には雨は上がり、甲府盆地が見えてくると、どデカイ富士山が現れた。昨日よりも白さが増している。振り返ると、南アルプスも同じように白くなっていた。
例年よりも遅くはなったが、今年も本格的な冬が始まった。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです