日記

強まる冬型
2018.10.30

昨日は猛烈な風から逃げるように、蝶ヶ岳から徳沢を経由して、上高地へと下山してきた。半分避難のような感じだ。
一夜明け、宿泊先の部屋からは凄い勢いで、西から東へと流れていく雲が見えた。夜中にはかなりの雨が降ったようだ。雲の隙間からは、白い山肌がチラチラと見え隠れしている。しかし、2500メートル以上の稜線は、一度も晴れることなく、どっしりと雲に包まれていた。
時折吹き下ろしの風が強烈で、上高地の落葉松の黄葉が吹雪のように舞った。

日中の気温は朝よりも低くなり、予報通り今日が一番の冷え込みになることを体感した。
今期、一番の冬型の気圧配置は明日まで続くようだ。今はこの天候が回復するまでは、上高地でじっと待つしかない。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです