日記

心身が山に向かわずのまま
2018.09.18

9月最初の3連休は雨の金沢で過ごすことになったが、人の多さに酔い、時々感じる世間と自分の間にあるタイムラグ、疎外感に包まれた。
無意識に動力を使う日常へのあこがれもある。

ぼやーっと医王山(いおうぜん)に登る朝を迎え、ぼやーっと出発して、山へ向かう気持ちが準備できないまま、ぼやーっと坂道を登った。
自分でもどうしたらいいのか分からないくらい、無気力にも似た状況のまま、予定よりも2時間も遅く登山口についてしまった。

ビジターセンターに登山届けを提出し、医王山のシンボルといわれている「トンビ岩」を目指した。
くちばしのように尖ったトンビ岩が池の後ろにそびえていた。そこまでは、長い鎖を使って、100メートルほど登っていく。
くちばしの上に立つとかなりの高度感を味わった。

そこからは、歩きやすく30分ほどで白兀山(しらはげやま)に登頂した。小さな展望台からは、自分が歩いていた。金沢の町と海が一望できた。

峠を経由して最高峰の奥医王山には、西日の美しい時間に登頂できた。山頂に立った時、登山口まで続いていた、ぼやーとした感じは少しずつ薄らいでいた。

医王山には本当に申し訳ないことをしてしまったと反省する中、自分でどうすることもできなかった気持ちに山が助力してくれたと思わずにいられなかった。
自然の中に身を投じることで、こんなにも気持ちが落ち着くとは、感謝をしながら富山県へと下った。

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 この日記に書かれている場所はこの辺りです

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