日記

区切りの50座目
2018.07.23

高見山は日本のマッターホルンとも近畿のマッターホルンともいわれているようだが、この日は登る前に山頂部分に雲がかかり、結局マッターホルンの姿を見ることなく、登頂することになった。山の成り立ちや自然よりも、高見山は歴史深い山だった。

伊勢南街道の険しい峠道でもあり、神武天皇が東征の際に、国見をした山でもあった。
登山口から小峠までは、街道の名残があり、そこから山頂までは、マッターホルンを感じる急登となった。山頂にはヤタガラスが祀られている高角(たかすみ)神社があり、眺めは抜群だった。遠く、歩いてきた大峯奥駈道も見えた。

大峠に下りると、三重県と奈良県の県境となり、三重県側へと下山した。三重県側からは、高見山はマッターホルンとはなかなか言い難い山容だった。
夏空の下、川で水浴びをしながら、区切りの50座目が終わった。

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