日記

不思議な縁
2018.07.02

金剛山地縦走70キロを無事に駆け抜け、次なる古道へと向かった。
強い日差しの中、関西3県目の和歌山県へと入った。和歌山県といえば、果実が豊富、中でも紀州の梅だろう。梅は一番苦手なので、正直興味を持つことができないのだが…。

峠から紀の川へ向かう最中、たまたま通りがかった大きなお寺へ。そこで初めて、「西国三十三所(さいごくさんじゅうさんしょ)」が日本最古の巡礼の道であり、ダイヤモンドトレールの終点にある施福寺(せふくじ)や藤井寺駅近くにある葛井寺(ふじいでら)も三十三所の一つであり、僕は知らぬ間に、五番、四番、三番と巡ってきていたようだ。
これも何かの縁があったのだろう。

粉河寺(こかわでら)に入る前に、少しだけネットで、西国三十三所について調べてみた。
1300年も昔に徳道上人という方が冥土にいった際、閻魔大王と会い、巡礼により人々を救うように託宣(たくせん)を受け、三十三の宝印を授かって現世に戻されて、宝印に従って霊場を定めたと解説があった。
広大な境内の奥に本堂があり、ここもまた特別な空気を感じた。

参拝後に境内のお堂などの修復のために瓦の寄付があったので、縁をいただいたお礼にと1枚寄付をさせていただいた。
明日はどんな縁が待っているだろう。
楽しみは続く。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです