日記

太平洋へ
2018.05.14

四万十川ダウンリバー最終日。いよいよ四万十川196キロのゴールを迎える。スタートは、昨日通過してしまったが、本流最後の沈下橋「佐田の沈下橋」を青空の下で再度通過したいと思ったので、宿からボートと荷物を担いで、沈下橋まで歩いた。
そして、午前10時に佐田の沈下橋から、太平洋に向けて漕ぎ出した。

普段よりも1メートルほど水量が多いことや、大潮だったこと、風向きが追い風だったことで、予想よりも早く河口にたどり着いた。河口は、海からうねりと潮の香りが漂ってくる。舐めるとちょっとしょっぱい。目の前に広がる水平線が紛れもなく海だと実感した。

左右の川岸がなくなり、目の前に大海原が広がった!
源流点から太平洋まで漕ぎきったことに、一人洋上で笑顔がこぼれ「バンザーイ♪」と叫んだ。
久しぶりに川から海へと出たことで、改めて海が本当に広いと感じた。

河口からは上陸地点の平野海岸まで、海岸線にそって漕いだ。風が陸から吹いていたために、沖に流されないように注意した。
平野海岸は知名度のあるサーフィンスポットのため、この日もサーファーが数人サーフィンを楽しんでいた。僕も一度上陸してから、サーファーに混じって、パックラフトで波乗りを楽しんだ。
何度か波に乗ることができたが、最後は大きな波を受けて、ひっくり返って波に揉まれながら、充実感に満ち足りて1日を終えた。

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