日記

縦走終了
2018.04.30

縦走最終日は、小さいけれど快適な愛媛大学山岳会堂ヶ森避難小屋からスタート、堂ヶ森を経由して、梅ヶ市の登山口に下山する。

ウグイスの鳴き声で目が覚めた。昨晩はあっという間に寝に落ちて、10時間位寝てしまったせいで、目が腫れていた。下山はあっという間、雨が降りだして雨具を被り、四国カルストへと向かった。しばらくは携帯の電波も無い山あいを歩く。

4時間365日営業中の無人販売所には、野菜ではなく骨董品や手作りの小物などが陳列されていた。中でも一番驚いたのは、憧れのマイホーム♪一戸立てが1000円で売られていた。あとから知ったことだが、一番のヒット商品だという。

昼頃に面河川(おもごがわ)沿いの集落を通ると、軽トラの移動販売車が止まっていた。

ちょうどお腹もすいていたので覗いてみると、地元のお年寄りたちが、食材を買いに集まっていた。
話を伺うと、3年前から移動販売車がこの集落にも週に一度来るようになり、そのうちにバスが廃止され、商店がなくなった住民にとっては大切な存在になっているという。販売車のご主人は松山市内から来ていて、1日の移動は100キロを超えるという。日本の過疎化が進む土地は数知れず、この先も同じような光景を目にすることも多いだろうと思った。

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 この日記に書かれている場所はこの辺りです