日記

九州7県目
2018.03.14

昨晩は現役サーファーのおじさんの波瀾万丈な人生に触れて、自分の父に通ずるところがあることを知った。田中家の血筋は好きなことをいつまでも追い続けることや、どんなことにもチャレンジ精神があるのだろう。
愛犬のギンコとおじさんに見送られて、九州7県目となる福岡県に向けて今日も歩き出した。

脊振山系(せふりさんけい)の西部の峠を越え、谷間が開けると目の前に玄海灘が広がった。麓の集落には低いところに菜の花、目の位置に梅が咲き、頭上には早咲きの桜が満開となっていた。春全快という感じに笑顔が自然とこぼれた。

福岡県には、脊振山を登ってから入る予定だったが、最初の日本百名山の旅の時から九州での海峡横断でサポートをしてくれているサザンワークスの松本さんと一緒に糸島の海でカヤックを漕ぎたくなったのて、ルートを変更して山を越えてきた。

静かな玄海灘を眺めながら、歩いているとママチャリで旅をしているというアメリカ人の女性とコミュニケーションを取った。日本に来るのは初めてだという金髪の女性はアーティストで、自転車を借りて回っているという。なぜ日本に来たのかと理由を聞いたが…聞き取れなかった(笑)「伝わっているのかな~」と少し間があったが、最後はお互いの旅を称えて笑顔で別れた。

田舎道から帰宅時間の騒がしさのある市内までの変化を楽しみながら1日が暮れていった。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです