日記

山越えて
2018.01.25

今回で三度目となる高千穂峰へ。雪は降らなかったが寒さは前日よりもさらに厳しい。
高千穂河原へ向かう途中で、新湯温泉新燃荘にて立ち寄り湯をした。硫黄成分が強く白濁の源泉かけ流し湯は貸し切りだった。

高千穂河原の茶屋にて昼食を済ませて、13時前に出発。過去2回高千穂峰を登った時は、高千穂河原や登山道は人が多くとてもにぎやかだったこともあり、これまでの印象では季節を問わず人気の山だったが、今日は静けさに包まれていた。

天孫降臨(てんそんこうりん)の伝説がある場所、高千穂峰は、霧島山の中でも一際高くつきで出ている姿が特徴的だと思う。その神々が降臨した神秘的な空気感を感じられる雰囲気の中、山頂を目指した。坂本龍馬も新婚旅行で這いつくばるように登った、といわれる足場の悪い急斜面を登り、火口の外輪に出ると目の前に天高く伸び、迫ってくるような高千穂峰が見えた。振り替えれば、鹿児島県の山や街が広がっていた。

えっこらえっこらと、今までの思い出を頭に浮かべつつ山頂へ。2年ぶりとなる山頂は風もなく、南からの暖かな日差しを受けて、ゆったりとした時間が流れていた。東霧島神社への下山を始めれば、鹿児島とはしばらくのお別れとなる。目に焼き付けるように、ひとり鹿児島方面を眺めた。うっすらだが開聞岳も見えたのは嬉しかった。

カメラマンから「どうして神様はここに降りたのですかね」と聞かれた。
考えた末…「360度遠く海までどこまでもよく見渡せて眺めがいいからではないですかね」と答えた。神様が天から降りてくるときに、天高く伸びていた高千穂峰が目に入り、気に入って降りたのかもしれない。
山を下り宮崎県へと入った。

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