プロジェクト/登頂経過

日本3百名山ひと筆書き~Great Traverse3~

随筆「日本百名山」を著した深田久弥氏が厳選した100座、その「日本百名山」に入らなかった46座と「深田クラブ」によって選定された54座を合わせた「日本二百名山」とされる100座、そして1978年に日本山岳会により選定された、深田氏の「日本百名山」に200座を加えた「日本三百名山」とされる300座。その百名山、二百名山、三百名山の合計301座(※)を、プロアドベンチャーレーサー田中陽希が人力のみで繋ぎ合わせる旅。日本列島を鹿児島県の屋久島から北海道の利尻島へ北上するルートは10,000㎞を超える距離と想定され、期間は約1年6カ月を予定している。陸路は徒歩とスキー、海路はシーカヤックやパックラフトを使用する。今までの挑戦とは異なり“冬”の山を 登ることになるため、アドベンチャーレーサーとしてのプロフェッショナルな体力とスキルが求められる挑戦である。
(※)日本二百名山に選定されている「荒沢岳」が日本三百名山には含まれないため、合計301座となる。

概要

日本百名山・日本二百名山・日本三百名山を繋ぐ人力旅
日程
2018年1月1日 ~ 2019年6月頃
出発地
鹿児島県屋久島
最終到達地
北海道利尻島

※出発地点から到達地点まで、陸路はすべて徒歩とスキー、水路はシーカヤックとパックラフト。宿泊は、ご支援や天候、安全状況により、宿泊施設、テント泊などを臨機応変に決定します。

プロフィール

田中 陽希 
たなか ようき

プロアドベンチャーレーサー Team EASTWIND所属
日本ロングトレイル協会アドバイザー
1983年6月生まれ

北の大地にあこがれた父の一言によって陽希(当時6歳)家族は北海道富良野市麓郷に移住。一年の大部分を雪と共に過ごす内にクロスカントリースキーに没頭する。明治大学に進学後もスキー部で活動。インターカレッジで入賞。大学卒業後、体育教員を目指す傍らアドベンチャーレースと出会い、冒険へと人生の方向転換を図る。
2009年世界スキーオリエンテーリング選手権大会日本代表。国内唯一のプロアドベンチャーレースチームであるTeam EASTWINDの主力メンバーとして活動中。パタゴニアンエクスペディションレースに2010年~2013年、2016年出場。最高位は2012年と2013年、2016年の2位。チームの目標は世界一。

2014年、前人未到の挑戦として、南は鹿児島県屋久島から北は北海道利尻島までの「日本百名山ひと筆書き~Great Traverse~」7,800kmの旅を208日と11時間で達成。2015年には、北海道最北端宗谷岬から鹿児島県の佐多岬までの新たな100座を、同じく人力のみで繋ぎあわせる「日本2百名山ひと筆書き~Great Traverse2~」約8,000kmの旅を222日で達成した。

プロジェクトに対する想い

海か山・・・迷いなく「山!!」

海か山どちらが好きですか? と聞かれれば迷いなく「山」です。
北海道富良野の大自然で育った少年期が、僕の原点になっていると思います。

クロスカントリーの
トレーニングとしての「登山」

父の何気ないひと言で移住した北海道・富良野。今から25年前でした。初めての登山は小学校六年生の学年行事で、母校の校歌にも出てくる「大麓山」でした。それ以外の登山といえば、当時のめり込んでいたクロスカントリースキーでのトレーニングで山に登るくらい。いまでいえば、トレイルランニングのような登山でしょうか。チームメンバーで競うように山頂を目指して登ったり、コースタイムをどのくらい縮められるかを一人で挑戦したりばかりで、ゆっくり景色を楽しみながら「歩く登山」は、長いあいだ忘れていたような気がします。

転機となった のんびりソロ登山

29歳のとき、ふと時間が出来たので祖父に会いたいと思い立ち、10年ぶりの九州へ。その時、まだ登ったことがなかった九州の日本百名山に登ってみようと、九州の屋根「阿蘇山・九重山・祖母山」の三山縦走の約150kmを2泊3日(テント泊のみ)のツアーを実践しました。一人でのんびり登山はこれが初めてで、新鮮な出来事の連続でした。

帰路の飛行機の中で、「百名山を徒歩のみで踏破したい」と思うようになったのは、その時の登山がきっかけです。時間が経つにつれて「やってみたい!」という想いが強くなり、さらに「海もシーカヤックで渡って、人力ですべてを繋げられたらおもしろい!」。
こうして2014年の日本百名山ひと筆書き ~グレートトラバース~ のプロジェクトが始動。約7800kmを208日と11時間で達成することができました。

日本3百名山ひと筆書き ~Great Traverse3~ プロジェクトに対する想い

日本2名山ひと筆書きのチャレンジのゴールで「Next Challenge」と叫んだあの日から、2年の月日が流れました。次のチャレンジを模索する中で、時間の経過と共に、過去2度のチャレンジで登ってきた山々の思い出が頭の中を駆け巡り、また登りたい山、歩きたい町が次々に溢れ出てきました。
さらに、「日本の四季」を味わってきたと言ってきましたが、実際は「春夏秋」を主に歩き、登ってきたため、冬の山の厳しさや美しさを味わうことは未だにできていません。

再び日本を旅の舞台とし、その集大成とするべく、これまでの200座に新たな101座の山々を加えたトータル301座の踏破を目指す「日本3百名山ひと筆書き~Great Traverse3~」。今、新たな旅がスタートします。

登頂経過

登頂経過を順次ご報告して参ります。更新までしばらくお待ちください。