日記

富士の外輪山
2018.11.27

今日は初めて登る黒岳(くろたけ)と3年前振りのリベンジとなる三ツ峠山(みつとうげやま)に登る。
芦川(あしかわ)の集落から、すずらん峠まで、林道をつめて、黒岳へ直接登っても良かったが、なんか味気ないと感じて、大石峠から富士山外輪山を縦走して、黒岳を目指すことにした。
初めてのコースに、ワクワクして、峠への登りも軽やかだ。

大石峠に着くといきなりの富士山が迎えてくれた。この旅で一番富士山に近づいていた。外輪山に囲まれる姿と左右対称の美しい山容に惚れ惚れする。
そこから、黒岳までの縦走路も気持ちよく、この時期が一番いいかもしれないと感じるほどだった。

富士山側に突き出た巨石に立つ度に、少しずつ富士山の裾野の景色が変わっていくのがわかった。見えていなかったものが見えたり、見えるものが見えなくなったり。
黒岳の手前の展望台には、予想外のライブカメラが設置されていて、30分おきに更新される写真に、富士山と一緒に写ることができたのは嬉しかった。

そして、117座目の黒岳に登頂、山頂には一等三角点があり、驚いた。
そこから、御坂トンネルに一度下りて、118座目の三ツ峠山へと登り返した。三ツ峠山も富士山の眺めが売りの山だが、3年前はその姿を目にすることができなかった。
今回は3年越しの富士山を求めて登った。そして、目的の三ツ峠山からの富士山を拝ませていただけた。この日は想像以上に、富士山から「良く来たな~」と祝福を受けているような1日となった。

三ツ峠山からの下山途中で夕暮れの富士山も見れて、いろいろな表情を味わうことができた。
富士山と深い関わりを感じる三ツ峠山となった。

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