日記

倶留尊山
2018.07.25

中継ぎのようになってしまうかもしれないと思っていたが、それはすでに覆されていた。

倶留尊山(くろそやま)は室生火山群(むろうかざんぐん)の一つで、このあたりの山肌には柱状節理(ちゅうじょうせつり)が見られ、山によっては、数百メートルも続いている。倶留尊山は南側が切れ落ちて、北側には関西随一といわれるススキの原がある。この山もまた見る方向、登るコースによって印象は変わるだろう。
この旅の良さはそこだ。
公共の交通機関でのアクセスが難しい場合、一般的には車のある登山口から登り、またそこに下山してくることが多く、山の反対側を歩いたり、見たりする機会は少ない。しかし、僕の場合は、大抵は登山口と下山口が違うため、山の違う表情を見ることができるのだ。
倶留尊山もその一つとなった。

倶留尊山の絶壁を間近に見ることができる三ツ岩を経由し、倶留尊山の山頂に立つ。そこから、すすきの原へと下りるのだが、途中の二本ボソからの眺めもまたいい!
そして、最後にこれまでの景色が一変する、ススキの原へと出る。
人の手により保護されているが、秋に来たらなお美しいだろうと想像せずにはいられない。

ちなみに、倶留尊山は500円の入山料が必要だ。

!登山ルートをYAMAPでチェック!

 この日記に書かれている場所はこの辺りです