日記

山岳会の皆様と
2018.06.12

雨降りが続くこと3日目、今日は扇ノ山(おうぎのせん)の登山口に近い集落にある宿泊施設まで、15キロほどを歩いて終わりとなる。昨日よりも気温が下がる中、朝から雨に濡れながら、カタツムリやカエル、沢ガニが時折顔を出す道路を歩いた。
昼すぎには到着、移動距離は短かったものの、心身の疲れは想像以上にあったようで、午後はいい休養となった。

夜、地元の山岳会の方々と一緒に、バーべキューをすることになり、扇ノ山を含む地元の山について話を聞くいい機会となった。
その話の中で、扇ノ山は鳥取県の中でも一番の豪雪地帯で、雪国ならではの雰囲気が随所に見ることが出来ると教えていただいた。ブナの木は特に奇怪な形をしたものが多く、珍獣ハンターならぬ珍樹ハンターがいるということも初めて知った。
言われてみれば、雪国は雪の影響で、草木は成長にかなりの影響を受けていることが、夏場の無雪期に登ると良く気付く。扇ノ山も注目して歩くと、たくさんの面白い形をした木に出会うことが出来ると教えていただいた。
扇ノ山についてほとんど下調べができていなかった自分にとっては、有意義な時間となった。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです