日記

気持ちを高めて
2018.05.28

百名山の時から旅をサポートしていただいている仲間と一緒に瀬戸内海を渡ってきた翌日、再び中国地方岡山県から大山へ向けて歩き始めた。
出発からもう間もなくで、5ヶ月が経過する。
百名山の時なら、5ヶ月で東北の秋田県辺りを歩いていた。
そう振り替えると、これまでの旅がいかに早かったのかが分かる。また、今回の旅がじっくりと時間をかけていることも分かる。

四国の旅がこれまでとは比べ物にならないくらい満喫したために、四国を離れることに寂しさと達成感に近い感情を覚えた。
と同時に、無気力というか虚脱感というか…
旅をやめたいという気持ちは全くないのだが、これまでのどんどん先へ進もうという感じの旅でないだけに、日々の活力や原動力をこの中国地方から関西に向けて、何から得ようか見つけられていない状況であることは間違えない。
以前とは比べ物にならないくらい、毎日濃い時間を過ごしているからこそ、次から次へと入ってくる、出会いや発見の多さに疲れてしまっているのだらう。

少しだけふんどしを弛めて、再び絞め直すための一時が必要なのかもしれない。
観光客で賑わう美観地区を人々の流れに合わせ、考えながら歩いた。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです