日記

美しき傍観者
2018.02.26

雨が降った休養日明けの空は、久しぶりに青空らしい青が広がっていた。
今日は、くじゅう連山の西の端に位置する独立峰涌蓋山(わいたさん)に登る。火山独特の山並みの九重山とは異なり、美しい草原が涌蓋山の裾野に広がり、みそこぶし山や一目山への縱走路にいたっては、見てしまったら歩き出したくなるよう景色だ。

2日間お世話になった筋湯の宿を出発してから、登頂直前まではしっかりと山頂が見えていたが…登頂と同時に山頂はすっぽりと雲に包まれてしまい、視界は50メートルほどになってしまった。その突然すぎる変化に笑うしかなく…。山頂標識で記念写真を撮っていると、上空からチラチラと雪が舞ってきた。改めて山は本当に天候が急変しやすいことを、涌蓋山が教えてくれた。
1時間待っても雲が晴れそうになかったので、きっと晴れているであろう、みそこぶし山でコーヒーを飲むために山頂を後にした。

思った通り、みそこぶしから一目山方面は日差しが差し込んでいた。見た通りの気持ちよい稜線歩きをして、みそこぶしの山頂へ。振り返ると、涌蓋山にかかっていた雲は晴れていた。
山頂で出会った登山者が、涌蓋山は静かで、自分のペースでゆっくり歩くことができて、プライベート登山を楽しむことができる山だから、よく登りに来ると教えてくれた。その通りだなぁと感じながら、ゆっくり歩くことがこの山の魅力だと知った。

一目山に着くときには、低かった雲たちも高くなり、1日のんびりあるいた山並みの先に、涌蓋山が美しく立って、九重山や麓の景色を眺めているように見えた。九重山のにぎわいもいいが、のんびり静かに歩きたいときは、涌蓋山をおすすめしたいと思う。
最後は一目山からいちもくさんでかけ降りた(笑)

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