日記

待望の定期船
2018.01.13

1週間荒れに荒れた海も、ようやく落ち着きを取り戻し始めた。
早朝の定期船欠航の島内アナウンスは流れず、前日の連絡通り、島民が待ちに待った1週間ぶりの定期船が来ることが決まった。

お昼、朝は誰もいなかった漁港に、ぞくぞくと島民の方々が車で集まって来た。そして、遠くより定期船が見えて、警笛が鳴ると集まっていた子どもたちがはしゃぎ始めた。
大人たちも互いに話をしながら、次第に笑顔や笑い声が広がっていた。
接岸し、船からは1週間遅れで島に帰ってきた人たちが大きな荷物を持って降りてきた。

※写真を一部加工しています

さらに、大きなコンテナが2つ。それに島の人たちが集まり、掛け声もなく中から荷物を下ろす列ができていた。
たくさんの荷物から自分の荷物を探す姿が印象的だった。というのも、誰もが笑顔。中には1週間ぶりに「お肉が食べれる」と嬉しい声も。
冬の竹島が活気溢れる瞬間を垣間見ることができた。自然と僕も笑顔になっていた。
翌日に届くAmazonも、この島では船が欠航してしまえば、1週間遅れになってしまう。

定期船は明日もくる。いよいよ竹島を出発することができそうだ。
島の日常に触れる。貴重な10日間となったのは間違いない。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです