日記

西日本一のダム
2015.12.26

谷間の小さな村、西米良村を7時過ぎに出発した。
わずか100メートルほどで、家が一軒もなくなった。その変わりように、思わず笑ってしまった。

静かに流れる一ッ瀬川に青空と急峻な山々が写りこんでいた。
目的地の木城町まで、直線距離ではかなり近いのだが、急峻な谷間を抜ける一ッ瀬川沿いを歩くので、距離は50キロを超える。
意外と交通量の多い国道を歩くこと4時間、大きなダム湖に出た。

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公衆トイレのある建物には宮崎が昭和40年代までは水力王国だったという解説が看板に書かれていた。
さらに、宮崎県には27箇所ものダムがあり、そのなかでも一ッ瀬川にある一ッ瀬ダムは西日本一の大きさを誇るそうだ。また、昭和40代までは、水力発電だけで宮崎県全域の電力を100%賄い、さらに北九州にも送電していたということにも驚いた。昭和50年代意向は産業の発展や家庭の電機化が急激に進んだため、水力発電だけでは賄えきれなくなり、原子力発電に切り替わっていったそうだ。
現在は宮崎県の60%以上は原子力発電に頼らざるをえなくなっていることを知り、自分達がどれだけ、原子力発電に依存してきたかがわかった。

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アーチ式のダムは本来の川底が見えないくらいの高さだった。
ダムを去った後もくねくね道は続いた。
見上げれば、青空と気持ちのいい山並みが美しかった。
しかし、ちょっと谷を覗き込むと信じられない景色が!!それは止めどなく続く、ゴミのポイ捨てた。偶然ではなく意図的なものであろうゴミばかり、一気にきれいだな~と思っていた気持ちが冷めた。

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本当に日本は美しいのか…よく見れば資源になるものばかり、自然界の植物たちがゴミを見えないように隠してしまう光景は皮肉だろう。
ゴミである前には資源だったものをばかり、本来運ばれるべき場所に運ばれてもらいたいし、自分達も自然を守るためにも、ゴミ問題にしっかりと向き合わないていけないのだろう。

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 この日記に書かれている場所はこの辺りです