日記

故郷の山
2015.06.12

昨日のがんばりで久しぶりに登山だけの1日になる。鳥のさえずりとカーテンの隙間からの光で目が覚めた。
外は気持ちのよくスカッと晴れていた。
今日は6座目の芦別岳。ふるさとの街から見える山であり、冬になると富良野盆地を見下ろすようにそびえる芦別岳の険しさとどこか人を寄せ付けぬ雰囲気がある。子供ながらにすごい山だな~と、十勝岳などとは異質の山というイメージだった。

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大学時代以来10年ぶりに登ることになり、二百名山の中では過去に一番最初に登った山でもある。
9時半に宿泊地の太陽の里から始まる登山口を出発。宿に必要のない荷物を置いてきたので、かなり軽く快調な登り出しとなった。
10年前の記憶をたどりながら、懐かしい看板や景色を見ると、それがよみがえっていった。
気持ちも今までで一番ウキウキワクワクとなった。

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途中にはまだ山桜が咲き、半面山を過ぎると断崖絶壁の谷が広がり、笹畑の先にようやく芦別岳の頂を見ることが出来る。
歩みを進めると、遭難者の慰霊碑が目に止まる。
無言で脱帽、手を合わせて進んだ。
芦別岳は遭難事故が毎年のように起きる山でもある。いつ自分がそういう状況に陥ってもおかしくないこの旅、ウキウキ気分から一転、緊張感が増した。

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出発から2時間半、麓の12時を告げるサイレンの音ともに山頂に到着した。
タイミングが合わず、山頂は雲の中だったが、西富良野岳方面にのびる旧道を見て、高校時代に初めて登り、地図も持たずに旧道に足を踏み入れ遭難しかけた思い出がよみがえった。
帰りはスキー選手時代を思い出して、一気にかけ下りた。
明日は旭川以来の休養日。緊張の日高山脈への充電をする。

 この日記に書かれている場所はこの辺りです