日記

古道を歩いて
2015.09.24

昨晩お世話になった遠山山の会方から、飯田へ抜けるための山道を教えてもらった。道路で飯田市入りも出来るのだが、矢筈トンネルは自動車専用道路、旧道の赤石線は崩落のため全線通行止めということで、小川路峠を越える秋葉街道を教えてくれた。

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秋葉街道は飯田と遠山を結ぶ交易の道で、飯田から米、酒、味噌、むしろなどが遠山郷へ、遠山からは、木炭、豆、小豆、鹿肉、板材、石炭などが飯田に運ばれたそうだ。
上村の振興センターで情報を収集して、地図を直売所で購入した。
500円の地図はかなりしっかりできていて、カラーの絵で細かく道の情報が書き込まれていた。
また、なんと耐水紙で出来ていた。

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古道が使われなくなってから数十年が経過していたので、平成8年に復旧を始めた頃は藪が深すぎて1メートル進むのにも難儀したそうだ。
その古道を一人歩いていくと、峠まで30体を超える観音像が不等間隔で並んでいて、それを見ながら、昔の人は丸一日をかけて飯田まで出かけたことを歩きながら感じた。
所々に茶屋の跡地があり、最盛期には4から5軒もあったそうだ。
かつてはたくさんの人が行き交い、その場所で生活をしていたらしい。山の斜面には畑の名残もあった。

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当時の状況が甦って、その中を歩いてみたい気持ちになった。
約13キロほどの秋葉街道は雨の中終わった。
そして、雨が降り続く飯田市に辿り着いた。
ちょっとだけ昔の人の気持ちが味わえた時間だった。

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