日記

乾徳山
2015.09.07

今日はゆっくり登山ができそうだ。
なぜなら、乾徳山を登ったあとに和名倉山を登る予定だったが、台風の影響を明日から受けるため、山梨県側で停滞することを決めた。また、小雨の中で山頂が岩山の乾徳山を登ってから、長い行程の和名倉山を登り秩父まで抜けるのは時間的に厳しいと判断したのも、山梨県側で停滞する理由となった。

乾徳山は登山口の徳和の集落の雰囲気や他の山との距離が近いこと、植林地がずいぶん高い所まで進んでいるため、2,000メートルを越える山とは思えない。

深い樹林帯の中を滑りやすい石がゴロゴロある登山道をどんどん登って行くと、突然すすきが広がる草原に出た。看板があり「扇平」というところだった。標高は1,765メートルと語呂がいい!
月見岩という今月の十五夜にはもってこいの場所かもしれない。

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さらに進むといよいよ岩場に差し掛かった。
最初に迎えてくれたのは、「髭反り岩」という面白い名前の岩、大きな岩が割れた感じで、50センチくらいの隙間が続いていた。一番狭いところで30センチくらいだった。痩せたとはいえさすがに戻るのには苦労し、岩の割れ目の先は絶壁となっていた。

さらに進むと胎内岩やカミナリ岩など面白い名前の岩が現れた。鎖場もあり適度に楽しめる。山頂直下の最後の鎖は、それまでの中で一番長く急となった。ここを登る時はヘルメットがあってもいいかもしれない。もちろん、迂回路もあるのでご安心を。

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その鎖を登ると、山頂となる。
真っ白い世界だったが、晴れていれば、展望はかなり良さそうだ。
下山は登ってきたルートとは違うルートで下山した。

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下山後、再び山吹荘へ預かってもらっていた荷物を取りに伺った。
するとおばあちゃんが「えっ!もう帰ってきたかい!」と驚いた。
ちょっと休んできなさいと言うことで、荷物をまとめながら玄関で小休止した。
「コーラでも飲むかい?」と言われたので、是非と答えると、出てきたのはなんとビックリ、乳酸菌飲料のマミーだった。
コーラに似たものはあったらしいが、違ったらしくマミーになった。

コップについでもらって飲むと、その間ずっと撮影していたカメラマンにもおばあちゃんが「のめしーのめしー」と連呼する。僕が飲み干すとすかさずおばあちゃんは「のめしーのめしー」と注いでくれた。
おばあちゃんの陽気な笑顔にまた元気をもらい。「おばあちゃん元気で!また来ますね~」と言って、今日の宿に向けて歩き出した。
乾徳山の魅力は麓の町にあるのかもしれない。

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